 |
 |
|
 |
 |
 |
 |
|
|
 |
 |
 |
歯周病とは、歯を支えている歯周組織が崩壊する病気で、初期には自覚症状が殆ど無く気付かない間に進行します。それが受診の機会を遅らせる原因になることがあります。
約10種類と言われる歯周病菌が直接の原因です。歯周組織が破壊骨されると歯周ポケットと呼ばれる隙間が歯と歯肉の間に形成され、歯周病菌が生息し易い環境になり、更に歯周病が進行します。
|
歯周病の影響は単に口腔内だけに留まりません。歯肉全周に平均4mm幅の炎症があれば、合計手のひらと同じ大きさの炎症面になります。それが細菌の工場として体内に常時細菌を送り込みます。通常、健常者は無症状で経過しますが、問題がないと言うことではありません。歯周病菌が心筋に付着すると心内膜炎を起こします。循環器系の疾病で亡くなった人の動脈には多くの歯周病菌が多数付着しており、歯周病の人は循環器系疾病のリスクが増大すると言われています。 |
|
 |
|
 |
 |
口の中は細菌が多く、健康な人でも体調が悪いときには、口の中に炎症が起こり易くなります。糖尿病の患者さんは血糖値が高いために、糖を栄養にしている細菌は繁殖し易くなります。更に、免疫機能が低下しているため、血糖のコントロールが悪くブラッシングが不十分な人は歯周病に罹り易いことが判明しています。
|
 |
 |
● 正しいブラッシング法についての指導を受け、ご自分で正しいブラッシングができる様になりましょう。
● 3ヶ月に1度は検診を受け、口腔内のチェックとスケーリングやPMTCなどの予防処置を受けましょう。
● 血糖を良好にコントロールしましょう。 |
|
 |
|
 |
 |
当院では下図の様な手順で歯周治療を行っております。歯周病は長い年月を経て進行しているため、治療には時間がかかります。
また、ご家庭での正しいブラッシングの励行など患者さまの協力度によっても治癒が左右されます。
|
|
 |
|
 |
 |
| 歯周ポケット検査: |
歯周病に罹患すると、歯周組織が崩壊し歯肉に歯周ポケットと言う隙間ができる。このポケットの深さを測定する検査。
|
| 歯周ポケット測定 |
|
| 細菌検査: |
位相差顕微鏡検査、PCR法など歯周病菌の遺伝子検査などがあります。 |
| スケーリング: |
歯肉より上に付着した歯石や細菌膜を除去する処置。
 |
| スケーリング |
|
| ルートプレーニング: |
歯肉より下に付着した歯石や細菌膜を除去する処置。
|
| 再評価: |
歯周ポケット測定などの検査で治療の効果を評価します。 |
| 3DS: |
化学的療法とは3DS(Dental Drug Delivery System)と呼ばれる方法で、患者さんの歯に合ったカスタムトレー(薄いマウスピースの様なもの)を作り、その中に薬剤を入れ一定時間歯肉に塗布する。同時に抗生物質などの投与を行う場合がある。
 |
 |
| トレーに消毒薬を塗布 |
トレーを口腔内に挿入 |
|
| 歯周再生治療: |
積極的に骨を再生させる治療で、GTR法と言って膜を使用する方法と、エムドゲインと言う歯周組織再生誘導材料を方法があります。その2つを組み合わせる場合もあります。
エムドゲインは豚由来の生体材料です。BSEの影響で一時使用禁止になりましたが、加熱製剤に改良され、WHO、厚生省などの公的機関でその安全性が認められております。歯周再生治療にも限界があり、限度を超えた歯周病は、抜歯の対象となります。
 |
 |
| 黒い部分は骨が無くなっています |
GTRの術後、骨の再生が認められます |
|
|
|
 |
 |
 |
通常はインスルメントや超音波を使用して機械的に歯石を除去しますが、Er-YAGレーザーを使用すると光の作用によって歯石を除去することができます。インスルメントより低侵襲で処置し難い部分も比較的簡単に処置できます。
アメリカの歯周病学会は以前ネオジーム-YAGレーザーを歯周治療に使用し成功を収めなかったことでレーザーに否定的な風潮があり、日本にも同じ考えの人がいますが、ヨーロッパでは、Er-YAGレーザーを歯周治療に応用し良好な結果を得たとの論文が出始めている様です。
※レーザーは光の波長により、組織を通過する時の反応が全く異なりますので、その違いにより色々な種類のレーザーがあります。
|
|
 |
|
 |
|
|
 |
| Copyright (C) 2008 Nishikawa
Dental Office. All Rights Reserved. |
|
|